パリで暮らしていて、日本と全く違う水質には驚くことばかりです。
まず日本のように毎日髪の毛を洗っていては、パサパサに痛み抜け毛にも悩まされます。なぜならこちらのお水は日本とはかなり違い石灰分が多く硬水なのです。お肌にも全く優しくありません。日本のお水は肌に優しい。こちらでは毎日髪の毛は洗いません。日本人としてはなんだか汚い気もするのですが、こちらは空気が乾燥しているので、3日くらい髪を洗わなくてもそんなにベタつかずさほど気になりません。
最近パサパサに乾燥してしまった髪の毛につけてみたらよかったl’occitaneロキシタンのヘアリペアオイルです。フランスプロバンス地方のお店なのにこちらでは日本と比べても全然お安くありません。何かいいオイルはないものかと日々考えています。
化粧落としもこのビオデルマのウォータークレンジングで拭き取って、化粧水、クリームを塗って完了です。毎日お水で洗顔しないことにも慣れてきました。このビオデルマのウォータークレンジングは日本でも購入できますが、断然パリの方がお安く購入できます。
さて、本題の洗濯についてですが、このように水質が日本とは全く違うので、使う洗剤の種類が日本とは異なります。まず、硬水では泡立たない、汚れが落ちにくいので、石灰中和剤を使い温水で洗うのが普通です。
洗濯機には温度設定を選択できるボタンがあります。あまり高温では生地が痛みそうなので、いつも40度を選択しています。
そのほか、黒用洗剤、白用洗剤、デリケート用洗剤、色落ちが他の洗濯物に移らないようにするための紙など種類の多さには目を見張ります。
なんと何も入れずに洗濯機を回してしまうと、お水の中の石灰のせいで排水管が詰まって機械が壊れてしまう、白色はグレーに、黒色もグレーになってしまうのです。
フランスにくすんだ色が多いのはそのせいかしらなどと感じています。
こちらは全て洗濯関連商品コーナーです。
驚くほどの種類があります。
一般的な洗剤
白用洗剤
黒用洗剤(右側)
デリケート用洗剤
色落ちしたものが他の洗濯物に色移りするのを防ぐ紙
石灰中和剤(calgonカルゴンが有名です)