菊水湯の最後の営業日。
仕事が終わりお風呂に入りに行ったのは夜の10時半過ぎ。車をコインパーキングに止めて歩いていくとざわめきが聞こえる。
銭湯前には人だかり。カメラに残そうとパシャパシャ記念写真を撮ってる人、思い出を話してる人。中に入ると脱衣場、湯船と考えられないような人がいる。
なにか3丁目の夕日の一コマにタイムスリップしたような異空間、銭湯最盛期のころはこうだったんだなと感慨深いものを感じた。
湯船は46℃とこれまた考えられないくらい熱いお湯、ペンキで描かれた富士山、明治、大正、昭和とすぺて背負ってきた菊水湯を満喫させてもらった。
文京建築会ユースからの写真
蒔でやれば燃料費がぐっとおさえられるが、今は近所から苦情がきてしまう… 世知辛い世の中デス
銭湯の数のピークは47年前の昭和43年の2687軒で、その後、減少を続け今月20日の時点で635軒
ますます都会のコミュニケーションスポットが消えていく。
残したい銭湯文化、燃料費高騰、時代の流れでお客さんが減ってきてますが、今残ってる都内635件の銭湯オーナー様には
もっともっと若い世代が銭湯に来るような働きかけを発信してもらいたいのです。
昔はコインランドリーは銭湯の副業でしたが、やり方によっては今の売上の倍くらいになるお店は沢山あります。
コインランドリー業者として思うことは、大物が洗える今はやりの洗濯乾燥機などを完備、内装などもパリッとおしゃれにして
●洗濯物を入れて銭湯に入っているうちに洗濯乾燥が終わってる
●コインシャワーを併設 (若者のシャワー志向、ランニング需要、炭酸シャワーなど)
コインランドリー、コインシャワーは銭湯に来るきっかけづくりとしてはいいアイテムになると考えております
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